発売前から気になってたやつ。
タカラトミー カウル。
今回発売になったのは7車種。ステーションワゴンとSUVが多いけど、その中でムラーノを選択。

ちなみに”CAUL”は”Car Action Unit’s Line”の略。
組み立て式の赤外線リモコンカーで、お値段なんと600円！
組み立ては5分もあれば終わります。
実車調のシールを貼ればそこそこ見れる姿に。
リアのロゴもシールなんですけど、貼ると…オモチャっぽいでしょ？(^^;
ドアノブとサイドウインカーも同様の仕上がりになってしまうんで、そこだけは塗装してあげました。
ついでに軽く墨入れしたりして…

一応、技術者の端くれのT2は、どうやったらこれが600円でできるのか？って思ってバラし開始。
ステアリングの仕掛けは、左右のコイルの発する電磁力によってアームに付いたマグネットを引き寄せることで実現しています。
組み立てはビス無しのハメコミのみで構成されています。

Qステアより一回り大きなコントローラ部。
落下試験で耐えられないのか、ハメコミ＋接着してあります。
バラすにはカッターを勘合部の隙間に入れて切りました。
ボタンはお椀型の金属片をセロテープ(^^;で貼って固定しています。
タクトスイッチのような感じです。

シャーシは他車と共用できるようになっています。
車軸を通す穴が「A」と「B」の2箇所あり、車種によって使い分けるようです。
ホイールベースの長いムラーノはBを使用します。

共用シャーシだとスタイリングには制約があると思うのですが、うまくまとめています。
今回の車種が似た類の車なのも、シャーシ制約があったからだと思います。

実際に走らせた感じは、Qステアのようなマッタリ系じゃなく結構速いです。
フローリング床だと、走り出しでちょっとお尻を振るぐらいの勢い。
しかもアクセルを離しても惰性でそこそこ走るタイプ。

それにしても、これをよく600円でまとめてるなぁ。
基板を見ると、部品は手作業で半田付けしてます。
中国Powerでなんとかなるのか…？
お店の儲けはどれぐらいあるんだろ…(^^;