HotWheel Ferrari 288GTO をいじる メイキング編

メイキング編。
…といっても、今回は途中の写真を全然撮ってないんで、T2が使った道具を中心に。

今までに書いてることとカブるかも知れませんが、初めてミニカーの塗装をする超初心者向け。
知ってる方はウザイと思うんで読み飛ばし推奨。(^^;
これが正解じゃないですけど、これでも出来る、程度の参考になれば…
まずはカシメを外すところから…っていきなり写真撮るの忘れた。(^^;
3mm程度のピンバイスでいいと思います。
用意できるなら電動の方が楽だと思います。(HotWheelは初めてカシメを外したけど、かなりカタイ)
…で、外れたとして…
オリジナルの塗装を剥ぎます。
私が今回使ったのはカンペの塗装はがし剤。
これ、めちゃめちゃ強力です。
塗装が溶ける、というより、一瞬で塗装膜が下地から浮いてボロボロ取れる感じ。
まじに速攻です。この時点でかなり楽しい。(^^;
塗装が取れたら一旦中性洗剤で洗い、下地金属の状態を見ながらバリ取り、研磨、必要ならパテ埋めなどを行います。
ボディ面の凸凹とバリが無くなればいいと思います。
ヤスリやペーパーでは届かない細かい部分はワイヤーブラシで磨くと楽です。
洗う時は先の細い歯ブラシ(システマとか)を使うのをオススメします。細いモールドに埋まったカスとかを取ってくれます。
プラモの場合は塗装でモールドが埋まってしまわないようにスジ彫りを行ったりするのですが、ミニカーの場合はオリジナルの塗装も結構厚いので、元々深く掘ってある事が多いと思います。
この288GTOの場合もかなり深めですので彫り直す必要は無いです。
塗装前、磨いた後の状態が一番最初の写真。

準備ができたら下地塗装に入ります。
最初にメタルプライマーを全体にまんべんなく塗ります。
これをやらないと、後で塗装が欠けたりして悲惨な目に合いますので、必ずやりましょう。
1回目のサーフェーサを吹きます。
タミヤのグレーサーフェーサが私のお気に入り。
あくまで1回目は下地の状態を見るためですので、ここでしっかりチェックしておきましょう。
「多少、凹んでるとこがあるけど、上から塗装重ねるから大丈夫…」
なーんて思ってると、絶対に後悔します。
下地の状態はモロに出ます。
1回目吹く→修正→2回目吹くころにはだいぶ綺麗になってると思います。
修正はペーパーをかけたりしますので、ここでもシステマが大活躍します。

下地塗装完成後、十分に乾燥させたらいよいよ本塗装に入ります。
塗装時に埃が付いたら悲惨ですので、吹く前には十分気をつけましょう。
1/24プラモだとすごく気を遣うのですが、1/64ぐらいなら直前に軽くブラシをかけるだけでも十分だと思います。
本塗装は1回で終わらせようと一気に吹くとまず失敗すると思います。
1回ごとに乾かして、2-3回重ねるつもりで。
その後、同様にクリアを数回吹きます。
下地がしっかりしていれば、本塗装→クリアまで修正無しに一気に行けます。
クリアが完全に乾いたら(最低でも1晩以上は放置しましょう)、研ぎ出しに入ります。
超細かいペーパーとか、コンパウンドで表面がツルツルになるまで磨きます。
私のお気に入りは3Mの研磨フィルム。
写真のは#4000番。
磨く時はあまり力を入れずに。
エッジ部分は塗装が薄くて下地が出やすいので十分に注意しましょう。
綿棒は太さの違うのが数種あると便利です。
コンパウンドで磨くとモールドに目詰まりすると思いますので、ここでもシステマ大活躍。(^^;

ここまで来たらもう少し。
細かい塗装は筆で。(もちろん、マスキングしてスプレーでもいいですけど)
この辺は特に書く必要は無いと思いますが、筆のお手入れについてだけ。
写真左に写ってる台形のビン。
シリウス ブラシエイドっていう商品ですが、これはオススメです。
普通、塗装後はその塗料の溶剤で筆を洗っておしまいと思いますが、ブラシエイドを使うとびっくりするぐらい筆が綺麗になります。
高級筆を使ったりする場合、筆を長持ちさせるためにも、これは超オススメ。

あとは自作のデカールを貼ったりマフラー作ったりするだけ。
(この辺は前にも書いてるので必要なら参照して下さいませ)
あると便利そうなのは↓の工具たち。

今回のフロントライトは、前にも使ったハセガワのミラーフィニッシュを使いました。

あと、ホイールですが、オリジナルのメッキは安っぽくて今回のボディと合わない気がしたんで、メッキを落としてフラットアルミで塗装してます。
メッキを落とすのは定番のキッチンハイターで。(^^;

プラモを作るのには長期戦必至で相当な覚悟(オオゲサ(^^;)が要るんですけど、1/64ぐらいなら気軽にできることがわかりました。
暇があったら、ちょいちょいやっていみようかな、と思ったりして。(^o^)

2 thoughts on “HotWheel Ferrari 288GTO をいじる メイキング編”

  1. こんにちは!
    わたしはロードカーは一部を除いて赤しか買わないので、欲しい車種でも赤が無いと買わずじまいになってしまいます。
    けれどこれらのテクさえあればそれも乗り越えられますね。今まで赤が出ていなかったあのモデルもこのモデルも、全部赤が手に入る!今すぐにでも実践したいです。
    ただ、、、いかんせん、私は窓枠の塗り分けが非常に苦手なのです。だからいつもクローズドトップのキットは敬遠しています。
    窓枠の塗り分けさえ克服出来れば、一気にコレクションが強化できるのに…(泣

  2. Ogapieさん、こんばんは。
    確かにOgapieさんのは赤ばっかりですね。(^^;
    窓枠….私もあまり好きではないです。
    今回も、完成を急ぐ余りマスキングをほとんどせずにやってしまった…orz
    ここをキッチリやれば見た目も全然違うのに。

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