インプレッサWRC2005メイキング編。
まずはバラしですが、2004型ではネジ留めだったのに、2005型はリベットに変更されています。
リベットでカシメた上から樹脂を埋めてありますので、3mmピンバイスで樹脂もろとも削り取ってしまいます。
ここで気づいたのですが、ロールバーが内装側に固定されています。
地味に進化してます…
今回のメイキングではステア切り部を中心に書きます。
それ以外の細かい部分は2004型いじりとほとんど同じです。
まず、フロントロアアームを作ります。
出来上がりのアームの大きさを想像しながら1mmのプラ板を適当な大きさ(8mm×22mmぐらい)に切って、オリジナルのホイール間にぴったり嵌るようにします。
このプラ板を整形してロアアームにする訳ですが、そのままではシルバーに塗装されたアンダーガードが邪魔ですので、アンダーガード部分を避けて左右分割することにします。
先にアンダーガード部にセロハンテープを貼って型をマジックで書きます。
テープを剥がしてそこにプラ板を置き、プラ板の上からマジックの型とアンダーガード形状がつながるようにテープを貼ります。
このラインを目安にプラ板を切ると、左右に分かれたロアアームの基礎になります。
似たような形で分からなくなりそうなので、L、Rのマーキングをしておくといいかも。
アームの基礎ができたら、いよいよ車輪との調整です。ここからは超慎重に。
今回は1mmの真鍮線をステアの中心軸にしますが、そのガイドとなる穴をタイヤハウス上部とロアアーム部に空けます。
キャスター角、キャンバー角がこの作業で決まってしまいますので、慎重に行います。
一方、ホイールにも軸を通すように穴を空けておきます。
これまた慎重に…
ロアアーム部は軸受け先端に向けて三角になるように整形し、いよいよ接着します。
せっかく慎重に空けた軸穴も、この接着がズレたら台無しです。
この部分は強力、かつ位置決めに時間的余裕ができる様にエポキシ系の接着剤を使います。
エポキシが硬化するまでの間は、こんな風に並行が出せるオモリなどで支えておくと良いと思います。
(私が使ってるのはアルミのキューブです。ウイングなどの並行接着とかにも威力を発揮します。)
そうして一晩寝かせ、完全に硬化したら色を塗ってできあがり。
シャーシ状態ではこのぐらい切れます。
…でもね、あとで重要なミスに気が付きました。
シャーシでは切れるのに、ボディを載せるとタイヤが当たって思うように深く切れません。(^^;
ステアを切った状態でボディを載せることはできるので、ボディとシャーシは接着しないことにしました。
できたはいいけど、ちょっと中途半端で情けないですね…(^^;
今度はがんばります。
T2さん これは!!!
毎回この発想力の凄さには脱帽とゆうか言葉が無いです。
バネを入れてサスペンションもしてみます?
う~ん・・・このカスタムもいいなー!
T2さんこんにちは。
おぉ~ほんとにすごいです!脱帽です。
もう職人ですね!
雑誌で、みたことあるのですが(トミカでした)凄い改造をしている人を思い出しました。
もしかして、T2さんだったりして!
ちっちくん、こんばんは。
>バネを入れてサスペンション…
鋭いツッコミです。実は考えたんですよ、ホイールの穴を緩めに空けてバネを入れればいいか、と。
ちょっとストロークが足りない感じです。
でも、できたらかっこいいだろうなぁ…
ちび豆さん、こんばんは。
雑誌に出てるのはもっとスゴイ人ですよ、きっと。(^^;
私のはそんなに大した物ではございませんので…(^^;;;
T2様
CM’sのスバルの中でもこの05は一番の出来と思っていますが、T2様の手にかかるとさらに素晴らしく
オートアートもびっくりですね。
私も試してみます。
昨年のRJの雄姿が思い出されます。
ラリー好きさん、こんばんは。
05型はヘッドライトが04型に比べて若干寝てて、クリアパーツのボス部分が目立ってしまっています。
ボスを切り落として内側を仕上げるだけでもかなり良くなると思います。