Williams Runault FW16 をちょっとだけいじる メイキング編

久しぶりのメイキング編….と言っても貼る手順だけなんだけど…(^^;

↑貼る前の素の状態。
寂しすぎる…というか、正直これじゃあカッコ悪い。(^^;
これから書くやり方、あくまでT2流なんで、参考程度に、ね。
失敗したやんけーって言うのは無しでお願いします。(^^;
(スイマセン、続きは文字も画像もすごく多いです。)
まず、モデル全体と貼るべきデカールの割り振りを見て、
・どこでデカールカットするか?
・隠蔽用のデカールはどう使うか?
・タンポ印刷の場合は落とせるか?
などを見極めます。
このモデルはほとんどデカールですが、サイドポンツーン横のストロボはタンポ印刷です。
ミュージアムのデカールにはストロボ隠し用に青い隠蔽用デカールも付いていますが、ここは印刷を落とした方が綺麗です。
…前の経験で、クレオスのMr.カラーうすめ液を使えばOKだと思ったのですが、一応テストしてみようと思って、影響のない部分、つまりネジを外した内側で試そうと…
ネジ外しにはもう一つ意図があって、セナ人形がうまく外れるようなら、人形への作業がし易いのでそれも期待して作業にかかったのですが…
いきなり大失敗です。(^^;
黒いベースシャーシだけを外す予定が、ベースシャーシとボディ下側の青部分がボスで連結されてました。
当然のようにボディの上下に跨って貼ってあったデカールがパックリ割れました。(;_;)
ネジ外し、今回は止めた方がいいです。

…で、綿棒にうすめ液を少量付けてボディ裏をゴシゴシこすってテストしてみたところ、多少青いのが綿棒に残るものの、大丈夫そうでした。
100%完璧か?と言われれば困りますが、私はこれでうまく落とせました。
落とした後、仕上げ用のコンパウンドで軽く磨いておくと良いと思います。

次にリアカウル横のストロボですが、デカールカットで対応します。
隠蔽用の白デカールも付いていますが、ここはカットで簡単に対処できます。
まず、用意するのはデザインナイフ。(普通のカッターでもいいですけど、刃先の鋭い方がやりやすいと思います)
↓T2のデザインナイフコレクション。o(^O^)o

デカールをカットする前に、刃は絶対に新品と交換しましょう。
力を入れずに撫でるように切らないと、ボディの塗装に大傷を負わせてしまいます。
私がデカールカットに好んで使ってるのは↑の白いやつ。
これ、軽いんで余計な力がかかりにくいです。
上下のラインを切ったら、ぬるま湯をつけながら平筆を入れるようにして剥がして行きます。

いきなり平筆はスキマに入れにくいので、最初は爪でヘリをめくるとやり易いです。
平筆を使わなくても、ピンセットで気を使いながら剥がしていってもいいと思います。
私の場合は、勢いで余分なところまで剥がしてしまわないための配慮です。
同様に、運転席前側の「A.Senna」と書かれたデカールも切ります。
ここは赤/金ラインと繋がった大きなデカールですので、余分なクリアもろとも切った方が綺麗だと思います。
残った剥がす部分はフロント/リアウイングです。
ここは当初、白の隠蔽用デカールを使う予定でした。
…ところが…
貼ってみると、下のラインがスケスケ、というか、モロ見え状態です。(^^;
慌てて貼ろうとしたデカールを台紙に戻し、ここもデカールカットすることにしました。

…これ、オススメしません。(^^;
えらい苦労しました。
ここのデカール、超カタイです。
爪とピンセットの先でゴリゴリ削るような感じでようやく剥がせました。

切り取った部分に合わせる様に隠蔽用デカールのサイズを微調整して貼ったんですけど、やっぱイマイチです。
1m離れて見たら分かりませんが、30cm近づくと四角い跡がハッキリ見えてしまいます。
完璧を目指すなら、何とかしてウイングを外して、ちゃんと塗装した方がいいと思います。
リアのウイングも同様ですが、ここは横一列を剥がすので、フロントのように目立ちません。

中央部に突起がありますが、ここは塗装してありました。
隠蔽用の白デカールを使う時、この突起に合わせて切り込みを入れておきます。
さらに、その上からロスマンズロゴを貼るのですが、「m」部分に切れ込みを入れておくと丁度いいと思います。

ここまで来れば、後は貼っていくだけですね。
貼り位置は参考になる資料とかたくさんあると思います。
ちょっと注意点は、ミュージアムコレクションのHPに貼ったサンプル画像がありますが、頭上のロスマンズマークの位置が高すぎます。
本当は↓みたいに青いラインと被るのが正解です。
Eマークはいろんな資料がありましたが、ロスマンズマークにちょっとかかってるのがあったので、それを真似してみました。

そんなこんなでようやく完成。
貼る前はイマイチかっこ悪いのに、貼った後は見違えるようにカッコよくなります。
貼るデカール数も多いし、やった感もやり甲斐もありました。
長ったらしく書いたけど、こんなんで参考になるのカナ?(^^;

6 thoughts on “Williams Runault FW16 をちょっとだけいじる メイキング編”

  1. T2さん こんばんは^^
    デザインナイフも流石にT2さんですね!
    自分上から2番目の1本しか持ってないし…
    メイキング編とってもとっても参考になります。m(_ _)m
    ウイングが難易度大ですね…どうしよう(^^;

  2. T2さん、こんばんは。
    いやぁ~大変な作業で、特に
    最初のデカール剥がしが神経使いますね。
    でも、仕上がりを見ればやりがいがあります。
    今後もタバコロゴとの戦いは続くんですよね~

  3. こんばんは、Model_Carです。
    うーん、私には気の遠くなるような作業だ・・・
    まだまだ、この域までは達しません。
    お手軽派です。

  4. F90さん、こんばんは。
    工具類っていいの見つけるとつい買ってしまいません?(^^;
    最近のお気に入りは真ん中の黒いの。
    OLFAのLimited AKっていうんですけど、軸がメタル製で重いし、カッコいい!
    もちろん重量バランスが良くて最高に使いやすいです。(^o^)
    ところでフロントウイング、やっぱ外して塗装するか、一枚の大きな白デカールで境目をなくしたいところ。
    Modeler’sが無くなったんで白デカールが売ってないのが悩みなんですよねぇ…

  5. siotarouさん、こんばんは。
    タバコロゴの問題はもう仕方ないんでしょうかね。
    …それならいっそ、京商マクラーレンみたいに余計な絵柄はつけないで欲しいですね。(^^;

  6. Model_Carさん、こんばんは。
    気が遠くなるほどでもないですよ。(^^;
    一度やるとわかるのですが、剥がす事自体は楽勝です。
    Model_Carさんのジオラマに比べれば…(^^;

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