一脚をいじる

ミニカー関係なし、カメラ道具の話。

最近のレース撮り、大砲をメインで使うようになったので、さすがに素手で一日振り回すのは無理、なのでほぼ一脚を使ってます。

今年はGT鈴鹿1000kmに遠征したんですけど、そこで仲間の皆さまに聞くと、石突を交換してスムーズに回転するようにすると流し撮りの打率が上がる、とな。

私はGITZOのスパイク式石突を使ってるんですけど、ちょうどゴムに穴開いたし、上手な皆様が言うんだから自分もやってみよう、と思ったのが事のはじまり。

2週間の構想期間と大量?の資金を投入してT2スペシャルを作ってみた、というのが今日の話。

石突の部品は、ベルボンの補修パーツで売ってる蹄型石突を使うらしいです。
こういうカスタムパーツを作る時、私は人の真似をするのが嫌いです。(^^;
なので、絶対オリジナルなの作ろうって思って他に代替案をいろいろ考えたけど…

現時点ではこれがベストのようなので、まずはこの部品の注文から。
ばらしてみると、↓ のようなパーツで構成されています。

なるほど、よく考えられています。
前後左右はドーム型のカップで受け、ゴム足のしなりで動かします。
回転はゴムとねじ受けの摩擦があるけど、多少は回ります。これを何とかするのです。

いろいろ考えた結果、私はベアリングを主体に構成する下のような構造にすることを考えました。
左側は元の構造です。

ゴム部を通るネジ部品をベアリングに変え、かつ独立して回るようにスラストベアリングで分離、間にワッシャを噛ませながら組み上げる方法です。

これは試行錯誤をしてるうち最終的にこんな面倒くさいことになったのですが、原因はGITZOのボルトがユニファイの3/8で、適当な半ねじボルトを見つけられなかったことにあります。

合いそうなサイズはこの2種ぐらいしかなく、長い方だと長すぎ、短い方は一脚に固定する方の長さが不足する感じでした。

組み上げる部品を調整すると、一応短い方でもなんとかなりました。
でも、なんか長い方がメカメカちっくでカッコいいし、何より回転がスムーズ。
使ってみてダメなら再考することにします。

ちなみに組図に書いてるボルトカバーキャップはこんなの↓
純正のようなフィッティングです。(^^;
今回の買い物で一番の正解かも。

スラストベアリングは押しつけ過ぎると回らないから、いい塩梅になるよう調整してハードロックナットで固定したら完成。
一脚につけてみた感じがこれ。

試運転してみると…ものすげぇ回るし!o(^O^)o
勢い付けると10秒ぐらい回ってそうです。

カメラを載せてみた安定度もいいし、これは使いやすそう。
10月のWECで初投入予定ですが、今から楽しみになってきましたよ。
…決して腕が上がる訳ないから期待外れかも知れないけど。(^^;

多分、というか絶対、砂を噛んで回りが悪くなると予想。
スラスト部をカバーできてなんかカッコいいパーツあったらいいんだけどな。
もうちょい探してみるか?(^^;

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です