番外編
デジタル一眼 40Dを買ってから1年半あまり…
ついに買ったりました。(^o^)

連休明けのポルシェ3台、写真がちょっとは綺麗だったのにお気付きの貴兄、お目が高い！
今日の続き、重くて長いかも…(^^;
Canonの中級フルサイズ機、EOS 5D Mark2っす。

…で、40Dと何がチガウの？
って言われそうなんで比較してみます。(^^;
同一レンズ、同一撮影条件にて、だいたい同じように写るようにして撮ったのが下の2枚。
↓40D

↓5Dm2

5Dm2の方がセンサのサイズが大きくて広い範囲が撮れるんで、同じ距離から撮ると小さく写ってしまいます。
なので、5Dm2で撮る時はより近づいてるんですけど…
ここがフルサイズ機のポイントのひとつ。
5Dm2で撮った下の写真の方が、ボケが大きいですよね？
写っているのは同じ大きさでも、被写体に近づいているのでパースがつくのですが、ピントの合う範囲は狭くなります。
ご存知の方には釈迦に説法ですけど、もうちょっとだけ解説。
ミニカー撮影ではピントが奥まで合っていた方がいいですけど、ポートレートなどでは撮影したい被写体をより明確に表現するためにわざと背景をぼかします。
ボケが大きくなる＝ピントの合う範囲が狭くなる＝被写界深度が浅い
なんですけど、ぼけを大きくするには以下の要素があります。
1.焦点距離の長いレンズ（すなわち望遠レンズ）を使う
2.被写体に近づき、背景と被写体を遠ざける
3.絞りを開ける
この1と2の条件を見た時、APS-C機と比較するとフルサイズ機は自動的に条件が揃ってしまうことがわかりますね？
つまり、
→APS-C機はレンズが描く画の中央部分を切り抜いて使っているような感じになるので、都合上レンズの焦点距離の1.6倍相当の画になる。
→フルサイズで同じ画を得るためには焦点距離の長いレンズを使うか、被写体に近づくしかない。
→すなわち、フルサイズの方がボケる
という事です。
「フルサイズ機の方がボケる」というよりは、「APS-C機の方がボケない」の方が正解かも知れません。
でも、ここにミニカー撮影のポイントが隠れていたのにお気付きですか？
ミニカーを、出来るだけパースを付けずにピントがビシっと奥まで合った写真を撮るには、
・パースをつけないために、ミニカーから離れて、より望遠側で撮る
・ピントを奥まで合わせたいので、できるだけ絞る（F値を大きくする）
・絞ったらシャッタースピードが遅くなるので、手持ちはせずにカメラを置く
T2が実践してるの、たったこれだけです。(^o^)
ミニカーによってはパースを付けたい時もあるんで、その時はズームを広角側にして近づくといいと思います。
しつこいけど、念のため。
パースって言うのは遠近感の事ね。（パースペクティブ：perspective）
デカ鼻の犬の写真とかを思い浮かべるといいと思います。
あれは思いっきりパースを付けた状態。
なんか、胡散臭い写真基礎講座みたいになっちゃった。(^^;

ところで5Dm2ですけど、評判に違わぬ画質です。
高感度が特に素晴らしくて、これらの写真、ISO 3200で撮ってるのにノイズ感がほとんどありません。
通常の撮影ではストロボなんて不要です。

さすがにブログには常用しません(^^;けど、これだけ撮れると、重さなんて関係なく出かける時にはどこでも持って行きたくなりますね。
それはそうと、データがデカイのでPCのスペックも若干不安になってきた。
次はPCの入れ替え、だな…(^^;